リレー講演会:8/7(土)はインド・ラダックに見る”懐かしい未来”

★★★第1回:8月7日(土)15:30~17:00★★★
●場所 :環境パートナーシップオフィス(EPO)会議室
http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html#epo
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
(講演会終了後、別会場にて懇親会を行います)

●演題:「インド・ラダックに見る“懐かしい未来”」

●講師:北村奈緒美(きたむら・なおみ)

●講演概要:
ラダックという地域をご存じでしょうか。インドの最北部、標高3000~7000m
の山岳地帯にあり、人々はチベット仏教を信仰し、環境に優しい伝統的な暮らし
を続けていました。長い間外国人の立ち入りが制限されていたことから、近年ま
でその伝統的な暮らしは維持されてきましたが、30年ほど前に開放されてか
ら、この地域はグローバリゼーションの影響を急速に受け、大きく変化していま
す。コミュニティや自然と密接な関係をもった暮らしぶりと大きな変化は「懐か
しい未来」(ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ著)により世界中に紹介されました。
ラダックは、特に先進国にすむ私たちに対し、物質的な豊かさを超えた、人間と
しての豊かな生活とは何かを問いかけています。
私は今年の2月、ラダック地方との交流に取り組む日本のNGO「ジュレー・
ラダック」が主催したスタディツアーでラダックを初めて訪問しました。美しく
も荒涼とした風景、色鮮やかな衣装をまとったお祭り、今なお残る伝統的な暮ら
しなどを紹介するとともに、ラダックから学んだことを通じて、豊かさとは何
か、私たちはどのような未来を目指していけばよいのか、意見交換したいと思い
ます。

●講師プロフィール
環境問題に関心を持ち、愛媛大学農学部附属農業高校へ進学。
広島大学生物生産学部(水域環境学専攻)卒業後、環境コンサルタントとして
10年間従事し、海洋調査から住民ワークショップまで幅広く業務を経験。
昨年結婚を機に退職し、現在は主婦業のかたわら、今後の生き方を考えていく
なかで、農的な暮らしやGNH(国民総幸福量)に興味を持ち勉強中。

●参加費:500円
※懇親会費は別途いただきます

●申込み・お問い合わせ先
電子メールにて、参加者の氏名、人数、連絡先メールアドレスを
お送りください。懇親会の出欠もお願いします(当日申込み可ですが、
事前に知らせていただけると幸いです)

メールアドレス:mizuken_org”@”yahoo.co.jp
“@”は@に変えて送信お願いします。

★★第2回は9月上旬に開催予定です。★★